2013年4月29日月曜日

GWの原宿で見かけた新しい「コト」

 大型連休、原宿は今日も本当にたくさんの人で賑わってました。

 いつものように、アクセサリーのゴローズやパンケーキのエッグスンシングスには長い列ができていましたが、アパレルショップで、「並ばないと入れない」というほどの店はなかなか見つかりません。

 モノではなく、コト、と言われて久しいアパレル業界。

 商品やサービスが良いのは当たり前、それ以上の何か、楽しませてくれるコトをお客様は求めていると。

 そんな中、キャットストリートに行列をつくっているショップが一件。

 MARC BY MARC JACOBS ではありませんか。

 なんだろうと覗いてみると、

 

 入口にパフォーマーが。



 ロボットのようなコミカル動きをしながら、機械音を出して、ガチャポン用の小さな丸い透明ケースに入ったリストバンドをお客さんに配っていたのです。

 世の中に集客策は数あれど、これには唸ってしまいました。パフォーマンスしている本人がたったひとりで、しゃべることもなくお客様を集めている、というところが優れていると思います。

 横で声を張り上げるスタッフもいないし、大きなポスターで告知したり、チラシを配っている人がいるわけでもありません。

 なんの説明をすることもなく、通りゆく人の注目を集め、列をつくり、その場を楽しい雰囲気にして、リストバンドをもらった人々を笑顔にしていました。

 MARKほどのブランドが、お客様を楽しませようと、知恵を絞ってこのようなイベントを実行している。

 などと人様のことをここに書いて、感心している場合ではありません。

 お客様が思わずネットに書き込んで伝えたくなるようなモノやサービス、そしてコトを、我々自身がどんどんに起こしていかないと、というのが今日の結論です。



 

2013年4月18日木曜日

就活戦線異常ありなし?


 一昨日、大学生の就職活動を4月に遅らせるよう、安倍首相が経済3団体に依頼するとのニュースがありました。

 http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130416/biz13041621380039-n1.htm

 私は学生ではないので、いまどきの就活がどのように大変なのか、ホントのところは分かりません。

 人様を雇う立場になった中小経営者の端くれとして思うのは、学生のみなさんには溢れる情報に惑わされず、ぜひ自分の価値観に基づいて仕事探しをして欲しいということです。

 一度しかない学生時代、早い時期から就職対策にふりまわされて過ごすのではなく、やりたいことをトコトンやったら良いと思います。ただ、中途半端はダメです。やる以上は徹底的に。

 何かしらのことを一生懸命やっていれば、そこを評価してくれる人は世の中に必ずいるはず。それが就職の縁にもつながるのではないかと私は思います。

 もうひとつ、インターネットの普及によって、企業とのやりとりがデジタル化し、そのことが就職活動をやたらと煩雑にしてしまった気がします。

 コピペを駆使したエントリーシートを機関銃のように乱射するよりも、実際に会いに行ったり、心のこもった手書きのラブレターを送る方が、効果があると私は思います。

 古臭いといわれてしまうかもしれませんが、人の気持ちとはそんなものではないでしょうか。

 今回の就活ルール変更で、一人でも多くの学生さんが、学業の充実と内定を両立できるよになると良いですね。


2013年4月13日土曜日

死後のデジタルライフ

 例えば、もし私が死んだら、このブログはどうなるか。

 私だけでなく、ネット上で何らかのアカウントを使っている人なら、誰もが一度は疑問に思うことだろう。

 どうやらこの度、Googleから「自分が死んだあとにアカウントを管理できるツール」がリリースされたようだ。

 ★「死語のデジタルライフ計画」をグーグルが提供

 詳しい内容は上のリンクにあるので省くが、要は自分が死んだら、アカウントを家族や友人などが管理できる、というものである。

 死んだ後に「あーあ、こんなの保存しちゃって」とか、別に何を見られても気にしないが、「大事なことを伝え忘れた」という後悔だけはしたくない。 

 なので、しょうもないブログではあるが、これも私なりに魂を込めて書いている。

 そういえば、昨年若くして亡くなった高校時代の同級生のフェイスブックのアカウントには、今も時折、彼に何かを伝えたい人々がコメントを書き込んでいる。

 彼のような稀有な人物を亡くしたのは本当に悲しいことだが、そうしたネット上の場があることで、ずっと彼と対話できるような気がしないでもない。

 パソコンやインターネットが普及し始めてから、かれこれ20年ほどが経つ。今後は、デジタルデータの耐久年数や、いつまで管理してもらえるか、といったことを我々一般ユーザーも考える必要が出てきそうだ。



2013年4月10日水曜日

サイエンスとアート


 サイエンスとアート。

 意訳するなら、理論と感性、もしくは左脳と右脳、でしょうか。

 お客様に支持される商売を継続していく上で、どちらも大事とよく言われます。

 たまたまですが、今日はお取引先様の会社方針説明会が2件ありました。

 両社とも、メディア等ではいわゆる「勝ち組」として取り上げられている企業です。

 まさに理論と感性が両輪でまわっておられる様子が、ひしひしと伝わってきました。

 「勝ちに偶然の勝ちなし」 2つの説明会に参加させていただき、奇しくも同じことを感じました。

 いつ何をやるのか、というところから逆算し、綿密な計画を立て、実行。状況をチェックし、結果に対して改善のアクションを起こす。

 それをサポートする力強いサイエンスと、心に訴えるアートで演出する。

 文字にすると簡単ですが、これを行い、良い結果まで導くのがどれだけ大変か。

 「商品を用意できた時に売る」のではなく、「お客様がそれを求めているのはいつか」から考えて商売を組み立てることの大切さを、あらためて痛感しました。


2013年4月9日火曜日

新人が教えてくれること

 4月1日に新卒者を新しい仲間として迎えてから一週間。

 新人が入ってくるたびに、いつも教えられることがあります。

 「先入観がない」とうことが、いかに素晴らしいことかと。

 社会人としての年数が長くなればなるほど、気をつけていても、「過去に自分が見たり経験した何か、自分の好きな何か」と比べて、モノゴトを判断してしまうことが多くなります。

 もちろん、学生は学生なりに、いろいろな勉強や経験をしてきているし、好みもあるでしょう。

 それでも、商品や店、サービスについて意見を求めると、より生活者に近い立場でピュアな意見を聞かせてくれます。

 アパレル業界にどっぷり浸かってしまった先輩たちには、なかなかこれが出来ない。

 一生懸命仕事を覚え、多くの人々との関わりの中で成長し、時間が経てば、いすれ彼らも後輩を指導する立場になります。

 どうか出来るだけ今のフラットな感性と、パワフルな吸収力を持ち続けて欲しいものです。

 ビジネスの世界で成功した先輩方も、「素直、前向き、勉強好き」というのが、伸びる人の共通点だと口を揃えて言ってます。

 10代、20代の若者が持つ感性は本当に素晴らしい。迎える側としては、それを存分に発揮してもらえる機会を用意していきたいと思います。