2015年3月27日金曜日

広島カープの商品企画力

 いよいよ今日、2015年のプロ野球が始まる。ファンにとっては勝敗に一喜一憂する毎日の始まりでもあるが、シーズンに先立ちグランドの外で広島カープが圧勝していたというニュースを目にした。

 広島は大行列、巨人は閑古鳥…「グッズ売り場」にも人気の差

 これは、23日に行われたセリーグ全球団によるファン向けのイベントでの話。この日のために、マスキングテープやクッキーといった、カワイイ感じの限定商品を数多くそろえたカープの売場に、長い列ができていたという話である。

 ファンの数でいえばジャイアンツはもちろん日本一だろう。しかし、ファンがついつい買いたくなってしまうような商品の企画力という点では、今回はカープが上回ったようだ。以前からカープのグッズは面白いものがあると一部で話題になっていたが、確かにインパクトがあったり、ユーモアを効かせた楽しいものが多い。

 例えば、先日のアメトークでも取り上げられていた「3色ボールペン」。3色だが、全部が「赤」。もうひとつは、下の「特大メガホン」。ただのカラーコーンである。しかも球場には持ち込み禁止。にもかかわらず限定100個が早々に売り切れたそうだ。


 こうした話題性狙いのものだけでなく、Gショックやスヌーピーなどキャラクターとのコラボ商品をはじめ、ファンなら日常使いしたくなりそうなものもきちんと揃っている。

 一方、アパレル業界でもカープとコラボする会社が出てきた。昨年は、ロデオクラウンさんがカープを含む複数の球団とのコラボ商品を販売。そして今年は、当社の大切なお取引先でもあるスピンズさんが、カープ公式コラボグッズを売り出し、人気を集めている。
 

 
 また、メジャーリーグから8年ぶりに復帰した黒田投手のためにB'zが曲を提供、といったニュースもあった。ファンに楽しんでもらうための企画づくり、話題づくりに広島カープという球団は本当に力を入れている。学ぶべき点は多い。

 待ちに待ったプロ野球の開幕。かくいう私も黒田投手に心動かされた一人で、冷めてしまっていたカープ愛をしっかり取り戻すことができた。ついつい買ってしまったグッズを手に、赤い血を滾らせて最後まで応援したいと思う。



2015年3月15日日曜日

“Long live tne Roadster”

 先日、倍率10倍の抽選に当たり、「ROADSTER THANKS DAY in JAPAN 2nd」というイベントに参加してきた。 簡単にいうと、マツダのロードスターというクルマが好きな人向けの催しである。

 2人乗りのオープンカーであるロードスターがデビューしたのは1989年。ちょうどその年に運転免許をとれる年齢になった私は、クルマへの関心と妄想がどんどん膨らんでいた頃。バブル絶頂期で、国産からもNSX、GTR、セルシオといった桁外れのスペックと価格のクルマが続々登場する中、シンプルな初代ロードスターを目にしたときの衝撃はいまでも覚えている。なんて楽しそうなクルマなんだと。

 その初代ロードスター登場から25周年を迎えた昨年、4代目となる新型のロードスター(以下ND)が発表された。見た瞬間、予想外の妖艶なデザインに目を奪われた。正直、2代目(NB)と3代目(NC)は初代に比べるとちょっと…と私は思っていたが、この4代目からまた新しいロードスターの時代が始まるかもしれない。

 今年1月、東京オートサロンというイベントで一般公開されるというので、わざわざNDを見るためだけに入場券を買って幕張まで行ってきた。実物を目にして、ますますそのセクシーさにやられてしまうと、お次はもちろん「早く運転してみたい」という気持ちに。完全にマツダさんの術中にはまっているではないか。

 そして迎えた今回のイベント。抽選に当たったのは本当にラッキーだった。クルマはもちろん魅力的だったが、それをつくった方々がさらに魅力的だった。皆さん見た目は地味なオッサンだが、NDにかける愛と情熱にあふれていた。こういう人が集まるのだから、良いクルマができあがらないわけがない。なんと開発メンバーのみなさんと、ロードスターを囲みながら話ができる時間もあった。なんでここはこうなっているのか、といった素人の素朴な疑問に丁寧に答えてくださり、細部にいたるまですべてに理由があることが分かった。

 試乗は、マツダR&Dセンターの敷地内を低速で短い距離だったが、アクセルとハンドルの反応、そしてエンジン音が気持ち良すぎて、踏み込みたくなる衝動に何度もかられてしまった。発売前のプロトタイプを運転させていただけるというのは、なかなかないことであり、こうした場を設けてくれたマツダさんには本当に感謝したい。

 今回は純粋に一ファンとして参加させていただいたが、お客様をワクワクさせる商品をつくるには何が必要か、またお客様との絆を深めるにはどうするか、など仕事のヒントになるような気づきもたくさんいただいたような気がする。
 
 新型ロードスター WEBサイト