2013年5月25日土曜日

電話ボックスに救われるの巻

 土曜の朝、池袋で道に迷った。

 訪問先の場所が分からない。

 携帯を忘れたことに気づき、地図も持ってない。

 人通りも少なく、ほとんど店も開いていない。

 こんな時のサバイバル方法を、スマホやGPSが当たり前の世代は知っているだろうか。

 いざというときはやはりアナログである。

 まずは公衆電話を探してみた。

 見つかった。

 100円玉を入れ、電話番号案内の104にかけてみた。

 かからない!

 困った!

 電話ボックスにおいてあった電話帳で訪問先の名前を探す。

 あった!

 電話をかけ、現在地を伝え、行き方を教えてもらう。

 迷子から脱出、なんとかたどり着いた。

 という、しょうもない話ではあるが、なにか、忘れかけていた野生の勘を思い出したような気分である(笑)。

 電話ボックスに入ったのも、電話帳で電話番号を探したのも、21世紀に入ってから初めてだ。

 こういう古い行動様式、今の若い子たちには「???」という感じだろう。
 
 しかし、知っていて損はないと思い、敢えてここに書いてみた。

 で、お金も持ってなかったらどうするかって?

 その時は交番で道を尋ねて欲しい。


 
 

2013年5月22日水曜日

負けてんじゃねぇよ中年と若者

 少子高齢化社会といわれて久しい我が日本。

 人口に占める60歳以上の割合は31%(2011年)で、どうやらこれは世界一らしいです。

 世の中を革新していくのは若者だと信じていますが、どうもはこの国では元気なシニアがやたらと目立ちます。

 先日久々に見たNHKの「プロフェッショナル」。

 登場したのは坂本孝さん。

 今大人気の「俺のフレンチ、俺のイタリアン」を69歳で創業した社長さんです。

 ご存知の方も多いと思いますが、坂本社長はあのブックオフの創業者でもあります。

 現在73歳。現役バリバリです。

 この歳になっても(といっては失礼かもしれませんが)、衰えることのない事業意欲と力のこもった視線に、ただただ圧倒されました。

 そういえば、ケンタッキーフライドチキンの創業者、カーネル・サンダース氏も、KFCを多店舗展開し一大ファストフードチェーンにつくりあげたのは、60歳を過ぎてからだそうです。

 最近は「社内に上の世代がつまってて昇進できない」とか「やりたいことができない」という30~40代の不満を友人や後輩からよく耳にします。

 しかし、坂本社長のように年齢に関係なく新しいことに挑む方もいるわけです。

 60歳以上の人からしたら、子供のような年齢の20代30代が、不満をぶちまけるだけで終わってちゃあ情けないですね。

 時代や環境がどうあれ、自ら切り開く精神で新しい何かを生み出す人がどんどん出てくるべきだし、私自身も挑戦も続けていきたいと思います。


2013年5月20日月曜日

サンマリノ in Singapore

 経済発展が目覚ましいASEAN。

 その中心ともいえるシンガポールで、毎年5月に「ASIA FASHION EXCHANGE 2013」という国をあげてのファッションイベントが開かれます。

 国内外からたくさんの関係者が訪れ、回を重ねるごとに参加人数と規模が大きくなってます。

 私も、成長する国でのファッションへの熱い息吹を感じに、2年ぶりに行ってきました。

 木曜の深夜に出て、日曜の朝に帰国。約40時間の滞在という短い出張。

 展示会やショーを駆け足で見つつ、そのイベントとは別に非常に嬉しいことがありました。

 現地のあるセレクトショップの店頭で、当社のメインブランド「Pincponc」のポロシャツがドーンと打ち出しされていたのです。しかも最前列の一番目立つところで!

 そのショップは「Jrunway」。アパレルウェブさんが昨年オープンされたお店で、弊社もお取引させていただいてます。

 日本から来られていたA氏、明るくカワいいスタッフさん達から現場でお話をうかがったところ、弊社の商品はお客様にとても評判が良いとのことでした。

 ベーシックかつ適度なトレンド感と、カラー、着やすさと手頃な価格が受けているようで、とても嬉しかったです。

 ショップスタッフのみなさん、アパレルウェブのみなさん、本当にありがとうございます。

 遠く離れた場所での商売は、嗜好の違いや物流など、乗り越えなければならないチャレンジがいろいろとあります。

 与えていただいたこのような機会を大切にしながら、より多くの現地のお客様に、継続的にご支持いただけるような商品、ブランドづくりをすすめてまいります。

 近い将来、我々もアジアの主要都市に営業所を設け、本格的に市場参入できるような日もくるのではないかと思います。
 

 

2013年5月14日火曜日

もはやプラスワンではない

 

 メコン。

 世界のトレンドを表す、新キーワード。

 今週号の日経ビジネスで特集されてます。

 直接の意味としては、東南アジアを流れるメコン川のこと。

 メコン川流域の、ベトナム、カンボジア、ラオス、タイ、ミャンマーといった国々が、世界の工場として、また市場として台頭し、注目されています。

 そこで、ちょっと前のBRICSという言葉と同じく、これら新興国グループの名前として「メコン」という呼び方になっているようです。

 域内人口は6億人以上、かつ一般工職の平均賃金は143ドルと12年前の中国よりも安い。

 また、国民の平均年齢は若く、2030年を見通しても生産労働人口の割合は6割以上とのこと。

 私たちの業界でも、北京オリンピック以降、中国以外の生産地を探す動きが活発になりました。

 工員の賃金上昇や原料高、不安定な電力、その他諸々の要因から、「チャイナプラスワン」という掛け声のもと、アジアのより低賃金な国での工場探しが始まったのです。

 長い生産期間や大きい生産ロット、原料手配の難しさなど、当初はいろいろと課題がありました。

 しかし、最近は中国での生産を続けることの難しさがどんどん増えてきているようです。

 日経ビジネスでも、「七重苦」として、中国ビジネスの課題が挙げられています。

 それは、1.反日感情、2.人件費高騰、3.労働者が確保できない、4.経済成長鈍化、5.厳しい競争環境、6.中国本位の政策運営、7.駐在員のストレス増大、の7つ。

 もちろん、中国が引き続き日本にとって重要な国であることは変わらないでしょう。

 しかし、もはやプラスワンという程度のものではなく、日本企業は大手を中心に、軸足をこれら東南アジアの国々にどんどん移しています。

 明らかに潮目は変わりました。

 約20年前、「これからは中国だ」というムードがありました。今まさに同じものを「メコン」に感じます。

 少なくともこの先20年、日本が発展していくためには、これら「メコン」の国々との密接に関わっていくことが必要でしょう。

 


 

2013年5月13日月曜日

その心意気に「いいね!」

 ニュースで既にご存知の方も多いでしょう。

 スタートトゥデイさんが発表した新サービス「WEAR」。

 まだ全貌は明らかにされていませんが、「ZOZO以上の衝撃をみなさまに(前澤社長)」とのことで、否が応でも期待は高まります。

 割引合戦、体力勝負から一歩退き、スタートトゥデイさんが今年から再びファッション小売業としての「カッコよさ」に力を入れ初めてくれたことを、嬉しく思っているユーザーや出店者は多いと思います。

 果たしてどんな「衝撃」が待ち受けているのか、今から本当に楽しみです。





2013年5月7日火曜日

30年進化し続けるビジネス



 売上高は前年比約10%増。

 営業利益は約22%増で、5期連続過去最高。

 客単価もここ数年にわたり前年を上回り続け、10,601円と過去最高。

 まさに不況知らず。

 これ、みなさんの大好きな「夢と魔法の王国」東京ディズニーリゾートを運営する、オリエンタルランドさんの話です。

 東京ディズニーランドが今年開園30周年ということで話題になっていますが、会社としては1960年7月の設立ということで、もう50年以上の歴史があるんですね。

 ディズニーそのものは、アメリカから来たものです。

 大きなビジネスを成功させるために、入念な準備期間を設けて、83年のオープンまで着々とすすめてきたのは、確かに商売に長けたアメリカ人の構想力があってのことかもしれません。

 しかし、運営する当事者として、良い意味で日本化させながら、30年経っても常に新鮮でい続けていることに、畏敬の念を抱かずにはいられません。

 どうすれば飽きられることなく、進化し続けていくことができるのか?

 これは多くの企業にとって永遠のテーマです。

 TDRに行くたびに、ここでは、モノを売ることではなく、感情を揺さぶることにフォーカスされているなと感じます。

 モノの好き嫌いは人によって異なると思いますが、喜怒哀楽の感情には、今も昔も人間それほど大差はないでしょう。

 どんなことをされれば人は嬉しくなり、どんなシチュエーションになると人は楽しくなるのか。そういったことを、トコトン追求されているような気がします。

 余談ですが、先日ディズニーシーに行った際も、あるスタッフさんの勘の良さと気配り、素早いアクションに感銘を受けて帰ってきました。

 大混雑のゴールデンウイークが終わった今日からは、リニューアルしたアトラクション「スターツアーズ」もオープンするようで、ますます注目が集まることは間違いなさそうです。