2015年3月15日日曜日

“Long live tne Roadster”

 先日、倍率10倍の抽選に当たり、「ROADSTER THANKS DAY in JAPAN 2nd」というイベントに参加してきた。 簡単にいうと、マツダのロードスターというクルマが好きな人向けの催しである。

 2人乗りのオープンカーであるロードスターがデビューしたのは1989年。ちょうどその年に運転免許をとれる年齢になった私は、クルマへの関心と妄想がどんどん膨らんでいた頃。バブル絶頂期で、国産からもNSX、GTR、セルシオといった桁外れのスペックと価格のクルマが続々登場する中、シンプルな初代ロードスターを目にしたときの衝撃はいまでも覚えている。なんて楽しそうなクルマなんだと。

 その初代ロードスター登場から25周年を迎えた昨年、4代目となる新型のロードスター(以下ND)が発表された。見た瞬間、予想外の妖艶なデザインに目を奪われた。正直、2代目(NB)と3代目(NC)は初代に比べるとちょっと…と私は思っていたが、この4代目からまた新しいロードスターの時代が始まるかもしれない。

 今年1月、東京オートサロンというイベントで一般公開されるというので、わざわざNDを見るためだけに入場券を買って幕張まで行ってきた。実物を目にして、ますますそのセクシーさにやられてしまうと、お次はもちろん「早く運転してみたい」という気持ちに。完全にマツダさんの術中にはまっているではないか。

 そして迎えた今回のイベント。抽選に当たったのは本当にラッキーだった。クルマはもちろん魅力的だったが、それをつくった方々がさらに魅力的だった。皆さん見た目は地味なオッサンだが、NDにかける愛と情熱にあふれていた。こういう人が集まるのだから、良いクルマができあがらないわけがない。なんと開発メンバーのみなさんと、ロードスターを囲みながら話ができる時間もあった。なんでここはこうなっているのか、といった素人の素朴な疑問に丁寧に答えてくださり、細部にいたるまですべてに理由があることが分かった。

 試乗は、マツダR&Dセンターの敷地内を低速で短い距離だったが、アクセルとハンドルの反応、そしてエンジン音が気持ち良すぎて、踏み込みたくなる衝動に何度もかられてしまった。発売前のプロトタイプを運転させていただけるというのは、なかなかないことであり、こうした場を設けてくれたマツダさんには本当に感謝したい。

 今回は純粋に一ファンとして参加させていただいたが、お客様をワクワクさせる商品をつくるには何が必要か、またお客様との絆を深めるにはどうするか、など仕事のヒントになるような気づきもたくさんいただいたような気がする。
 
 新型ロードスター WEBサイト