東京では、東急東横線と副都心線の相互乗り入れが始まったことが大きな話題になりました。
実際には、それによって毎日40万人以上の人が乗り降りする東横線渋谷駅の地上始発ホームが85年の歴史に幕を閉じる、ということに関心が集まったと思います。ここの改札での待ち合わせに思い出がある人も多いのではないでしょうか。
副都心線とつながることで、渋谷を通過する人が増えてしまうのか。渋谷駅前の大型開発がすすむことで公園通りや神南への人の流れが減っていくのか。もしくは予想だにしない新しい動きが出てくるのか。強い関心を持って動向を見守っていきたいと思います。
また、小田急線の下北沢駅が地下化されたことも話題になりました。使わなくなる地上区間がどう利用されるのか、気になるところです。
この他、あまり大きく報道はされませんでしたが、東日本大震災で被災し不通となっていた石巻線や常磐線の一部区間が復旧したり、秋田新幹線に新型が投入されたりと、東北の鉄道網が増強されているとう良いニュースもありました。
あと、SuicaやPASMOなどの交通系ICカードが、やっと今月から全国で相互利用できるようになったようです。電車に乗る時はもちろん、全国どこでもSuicaで買い物できるのは便利ですね。
現在、集客力があり売上をとれる商業施設の多くは鉄道会社が運営しています。人がたくさん往来する駅の中や、隣接した場所に、人気のあるショップを集めた物件を開発すれば、そこで買い物をする人も必然的に多くなります。
今の日本のように人口が減ってく市場では、どこかに人が集まれば、その他の場所から人が減るのは避けられません。
とはいえ、都心の駅ビルだけでは物足りないという人々のニーズも必ず存在します。いろいろな方向にアンテナを張り巡らせて、適材適所の商売が出来るよう努めたいと思います。